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| 天気・ことわざ集 |
土地の古老や漁師の天気予想がよく当たるという話を聴きます。 風邪の状態、雲のたたづまい、空や海の色、山の見え具合等、その土地から見える空や大気の状態から天気の変化が起きる兆しを見落とさずにつかまえるという、自然の中で生きる人々が永年の体験により 身につけた生活の知恵というものであろうと思います。 次に掲げる図表は気象関係専門家が取り上げた「観天望気の例」であります。 ラジオ、テレビ等の気象情報を聴取し、利用することは勿論大切なことは言うまでもありませんが、 限られた地域における気象予知の参考資料の一つとして掲載致します。 1、科学に実証された観天望気 *上海が雨になると翌日は九州は雨 *笠雲がかかると雨 *雨俵は雨の兆し *笠雲と雨俵が同時にでるとき雨 *うろこ雲がでると翌日・翌々日は雨 *雲の張りが北西から南東だと雨 *雲の張りが南西から北東にのびているとき晴れ *波状雲がでると雨 *梅雨の後期に豪雨あり *高積雲に穴があくと雨 *入道雲がでると雨 *遠くの山が近くに見えると雨 *蒸し暑い南風 翌日は雨 *雨ガエルが鳴くと雨 *秋の西風は二日は吹かない *朝、クモの巣に水滴がかかっているのは晴れ *大南風は大火をよぶ(百戸以上の焼失の場合) *夕焼けは晴れ *朝焼けは雨 *日暈がでると翌日は雨 *月暈がでると翌日は雨 *雷が鳴ると梅雨が明ける *雪おろしの雷が鳴ると雪が降る * 初冬の雷は初雪を伴う *星がしぎくまばたくと風強くなる *潮目が陸によせると日和がおちる *朝ニジ、川を越すな *夕ニジに鎌をとげ(晴天率) *鐘の音がよく聞こえると雨 *早朝の雨はすぐやみ、夜中にやんだ雨は又、すぐに雨になる *早朝あたたかいときは雨 * 雨ガエルがはしごを登ったとき雨 *秋の彼岸前に東風が入っても天気は大きく崩れないが、秋の彼岸すぎには一日、二日あとに大きく崩れる。 2、天気予報の簡単な判別方法 次の場合には数時間後には突風が起こるので注意が必要です。 (イ)西の方に入道雲が現れる。 (ロ)西の方に夜間に稲光がする。 (ハ)にわか雨が降ったり止んだりする時。 (ニ)西よりの水平線が凹凸に見える。 (ホ)朝西空に虹が見える。 【資料:社団法人、関東小型船安全協会「観天望気 その他」】 ------------------------------------------------------------------------ 凪いでいるときの海は、いかにも雄大で平和な印象を与えているが、ひとたび荒れ狂ったら様相は一変する。 海の男たちは、時化の不気味さや恐ろしさを取り上げ、体験者は語り、そして自らも体験し、知り尽くしている。 海の荒れてくる前兆に関しては、驚くほど敏感で、海上の僅かな変化も見落とさず、確実に時化がやって来ることを知る経験者が多い。■釣れる歓びが悲涙に変わる *アジが、入れ食いすると荒天になる *大物が釣れたときは、天気の崩れが早い *マグロは嵐の前によくとれる *大物が釣れた翌日は悪天候となる■ことわざあれこれ *春の霞は晴れ 春の朝冷えの上に、日の出とともに空気が暖まると、薄い霞ができ、見通しも悪くなるがやがて晴れてくるため、春の霞は好天を予言している。 *夕方クモが巣を作れば翌日は晴れ 小さな虫は、好天になる前の悪天で食べるモノが少なく、おなかが空いているのだろう。 クモは腹が空くと本能的に活動するようだ。こんなところに仕掛のクモの巣を作るのだろう。 蜂などは反対に悪天になることを知ってしるのだろうか、好天のときは活動的に見える。 *西の風と夫婦喧嘩は夕凪する 冬の西風は日いっぱいとよく言われるが、日中太陽熱で上昇したところに西風が入り強まるので、太陽が西に傾けば上昇気流もなくなり、風も弱まることになる。 *朝見る虹は雨となり夜が楽しみ 朝見る虹は、朝日が西空の雨粒を照らしニジを見せているので、雨雲の接近を示しているのだが、その夜の楽しみは何のことだろうか? *神経痛や腰の痛みが雨となる 最近特に老齢化が進み、整形外科の患者が増えているようだが、関節の痛みや筋肉痛は、温度変化や湿度の高低の激しいときに生ずると医学的にいわれている。 昔から老人の方が言われているので予報確率が高いようだ。 *ツバメが低く飛ぶと雨、高く飛ぶと晴れ 空中に飛んでいる昆虫を捕らえて食べているツバメは、昆虫のいる高さにより異なる。 湿度が高くなると、昆虫は羽が濡れて高く飛べないので低いところを飛んでいるため、ツバメは餌を求めて低く飛ぶようになり雨近しとなる。 空気が湿ってきて天気が下り坂になっているからで、空気が乾燥してくれば高く飛び好天となる。 *なまぬるい風は霧を呼ぶ 湾内など、夜間なまるぬるい風が吹いている時は、海水温が低いので、水面で冷やされた空気が三体現象による霧となり見通しが悪くなる。この霧は移流霧で、反対に海水面の方が暖かい時、冷たい湿った空気が流れてくると、蒸気霧が発生する。前者の霧現象で大惨事を起こしたのが昭和30年(1955年)5月11日の早朝の出来事である。 瀬戸内海では四国沖にある高気圧の中心から、南風と共に湿った空気が流れていた。 瀬戸内海の水温は16度で、流れてきた湿った暖かい空気は水面で冷やされ、霧の発生となり、宇高連絡船の紫雲丸と第10宇高丸の衝突を引き起こし166名の犠牲者を出した。 これは移流霧によるものである。 霧の発生は大規模なもの、局地的なもの、発生原因の異なるものなどがあるので、常に海水温の把握をしておく必要がある。 *遠くの音が良く聞こえれば雨 遠くの音が良く聞こえることは、音の発生箇所から音が広がらず、一方的に多く伝わることが原因となる。 上空に厚い雲が低く垂れ広がっていれば、音の発散が少ない。音は良く聞こえたり、近くに聞こえたりすれば、下層雲の発生にようる降雨現象の予想となる。 *大島はらす(大島が晴れて良く見える)と2日又は3日のうちに雨が降る 遠くの景色が良く見えるのは、空気が乾燥しているためである。 しかし、毎日の天気変化は何時までも好天も悪天も続かない。 適当な周期を待った天気変化が多い。春の三寒四温なども周期変化を表してしる。 好天が続けば次は悪天の訪れである。 【資料:社団法人、関東小型船安全協会「天気 ことわざ集(平成元年12月)」】Copyright(c)「マリンロード運営協議会」 土地の古老や漁師の天気予想がよく当たるという話を聴きます。 風邪の状態、雲のたたづまい、空や海の色、山の見え具合等、その土地から見える空や大気の状態から天気の変化が起きる兆しを見落とさずにつかまえるという、自然の中で生きる人々が永年の体験により 身につけた生活の知恵というものであろうと思います。 次に掲げる図表は気象関係専門家が取り上げた「観天望気の例」であります。 ラジオ、テレビ等の気象情報を聴取し、利用することは勿論大切なことは言うまでもありませんが、 限られた地域における気象予知の参考資料の一つとして掲載致します。 1、科学に実証された観天望気 *上海が雨になると翌日は九州は雨 *笠雲がかかると雨 *雨俵は雨の兆し *笠雲と雨俵が同時にでるとき雨 *うろこ雲がでると翌日・翌々日は雨 *雲の張りが北西から南東だと雨 *雲の張りが南西から北東にのびているとき晴れ *波状雲がでると雨 *梅雨の後期に豪雨あり *高積雲に穴があくと雨 *入道雲がでると雨 *遠くの山が近くに見えると雨 *蒸し暑い南風 翌日は雨 *雨ガエルが鳴くと雨 *秋の西風は二日は吹かない *朝、クモの巣に水滴がかかっているのは晴れ *大南風は大火をよぶ(百戸以上の焼失の場合) *夕焼けは晴れ *朝焼けは雨 *日暈がでると翌日は雨 *月暈がでると翌日は雨 *雷が鳴ると梅雨が明ける *雪おろしの雷が鳴ると雪が降る * 初冬の雷は初雪を伴う *星がしぎくまばたくと風強くなる *潮目が陸によせると日和がおちる *朝ニジ、川を越すな *夕ニジに鎌をとげ(晴天率) *鐘の音がよく聞こえると雨 *早朝の雨はすぐやみ、夜中にやんだ雨は又、すぐに雨になる *早朝あたたかいときは雨 * 雨ガエルがはしごを登ったとき雨 *秋の彼岸前に東風が入っても天気は大きく崩れないが、秋の彼岸すぎには一日、二日あとに大きく崩れる。 2、天気予報の簡単な判別方法 次の場合には数時間後には突風が起こるので注意が必要です。 (イ)西の方に入道雲が現れる。 (ロ)西の方に夜間に稲光がする。 (ハ)にわか雨が降ったり止んだりする時。 (ニ)西よりの水平線が凹凸に見える。 (ホ)朝西空に虹が見える。 【資料:社団法人、関東小型船安全協会「観天望気 その他」】 ------------------------------------------------------------------------ 凪いでいるときの海は、いかにも雄大で平和な印象を与えているが、ひとたび荒れ狂ったら様相は一変する。 海の男たちは、時化の不気味さや恐ろしさを取り上げ、体験者は語り、そして自らも体験し、知り尽くしている。 海の荒れてくる前兆に関しては、驚くほど敏感で、海上の僅かな変化も見落とさず、確実に時化がやって来ることを知る経験者が多い。■釣れる歓びが悲涙に変わる *アジが、入れ食いすると荒天になる *大物が釣れたときは、天気の崩れが早い *マグロは嵐の前によくとれる *大物が釣れた翌日は悪天候となる■ことわざあれこれ *春の霞は晴れ 春の朝冷えの上に、日の出とともに空気が暖まると、薄い霞ができ、見通しも悪くなるがやがて晴れてくるため、春の霞は好天を予言している。 *夕方クモが巣を作れば翌日は晴れ 小さな虫は、好天になる前の悪天で食べるモノが少なく、おなかが空いているのだろう。 クモは腹が空くと本能的に活動するようだ。こんなところに仕掛のクモの巣を作るのだろう。 蜂などは反対に悪天になることを知ってしるのだろうか、好天のときは活動的に見える。 *西の風と夫婦喧嘩は夕凪する 冬の西風は日いっぱいとよく言われるが、日中太陽熱で上昇したところに西風が入り強まるので、太陽が西に傾けば上昇気流もなくなり、風も弱まることになる。 *朝見る虹は雨となり夜が楽しみ 朝見る虹は、朝日が西空の雨粒を照らしニジを見せているので、雨雲の接近を示しているのだが、その夜の楽しみは何のことだろうか? *神経痛や腰の痛みが雨となる 最近特に老齢化が進み、整形外科の患者が増えているようだが、関節の痛みや筋肉痛は、温度変化や湿度の高低の激しいときに生ずると医学的にいわれている。 昔から老人の方が言われているので予報確率が高いようだ。 *ツバメが低く飛ぶと雨、高く飛ぶと晴れ 空中に飛んでいる昆虫を捕らえて食べているツバメは、昆虫のいる高さにより異なる。 湿度が高くなると、昆虫は羽が濡れて高く飛べないので低いところを飛んでいるため、ツバメは餌を求めて低く飛ぶようになり雨近しとなる。 空気が湿ってきて天気が下り坂になっているからで、空気が乾燥してくれば高く飛び好天となる。 *なまぬるい風は霧を呼ぶ 湾内など、夜間なまるぬるい風が吹いている時は、海水温が低いので、水面で冷やされた空気が三体現象による霧となり見通しが悪くなる。この霧は移流霧で、反対に海水面の方が暖かい時、冷たい湿った空気が流れてくると、蒸気霧が発生する。前者の霧現象で大惨事を起こしたのが昭和30年(1955年)5月11日の早朝の出来事である。 瀬戸内海では四国沖にある高気圧の中心から、南風と共に湿った空気が流れていた。 瀬戸内海の水温は16度で、流れてきた湿った暖かい空気は水面で冷やされ、霧の発生となり、宇高連絡船の紫雲丸と第10宇高丸の衝突を引き起こし166名の犠牲者を出した。 これは移流霧によるものである。 霧の発生は大規模なもの、局地的なもの、発生原因の異なるものなどがあるので、常に海水温の把握をしておく必要がある。 *遠くの音が良く聞こえれば雨 遠くの音が良く聞こえることは、音の発生箇所から音が広がらず、一方的に多く伝わることが原因となる。 上空に厚い雲が低く垂れ広がっていれば、音の発散が少ない。音は良く聞こえたり、近くに聞こえたりすれば、下層雲の発生にようる降雨現象の予想となる。 *大島はらす(大島が晴れて良く見える)と2日又は3日のうちに雨が降る 遠くの景色が良く見えるのは、空気が乾燥しているためである。 しかし、毎日の天気変化は何時までも好天も悪天も続かない。 適当な周期を待った天気変化が多い。春の三寒四温なども周期変化を表してしる。 好天が続けば次は悪天の訪れである。 【資料:社団法人、関東小型船安全協会「天気 ことわざ集(平成元年12月)」】 |
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